今回はビジネスに必要な問屋仕入れ専門用語

について紹介していきます。

 

業者、すなわちプロを相手にビジネスを

していかなければいけません。

 

知識不足は業者から下に見られたり、

商談時にギクシャクして関係悪化した状況を

招きかねません。

 

そのために最低限の知識を身につける必要があります。

 

今回は仕入れなどでよく使われる専門用語を

紹介していくので、

今回紹介する用語だけは最低限覚えましょう。

 

1.仕入れで価格を表す専門用語

 

 

 

1-1.上代(じょうだい)

 

上代 = 定価

 

簡単に言うと、商品の定価のことを意味します。

 

メーカーが定める、

メーカー希望小売価格の意味もあります。

 

使い方としては、商談の際にこの商品の定価は

いくらですか、とたずねるのではなく、

この商品の上代はいくらですか、と聞くように使います。

 

【小見出し】1-2.プロパー 

 

プロパー = 正規の価格

 

プロパーは先ほどの上代と同じ意味ですが、

業種によってその価格が変わったりします。

 

それは、メーカー・卸業者・問屋・仲介業者それぞれで

正規の価格が異なるからです。

 

例えば、値下げしている時は

バーゲンセール価格と言ったり、

正規価格での販売はプロパーでの販売と

言ったりするようにその時々で価格が変わってきます。

 

 

1-3.オープン価格

オープン価格 = 定価がない商品

 

メーカーが定価を決めていない場合は

オープン価格と呼びます。

 

電化製品等で見かけることが多いですね。

 

基本的に店側が自由に販売価格を

設定できるケースが多いです。

 

 

1-4.下代(げだい)

 

下代 = 仕入れ値・原価

 

城代が商品の定価を意味することに対して

下代はその商品の仕入れ値・原価 ⇒

購入価格のことを意味します。

 

下代はメーカーから販売店まで、

同じ価格とは限らないです。

 

各々の業者にとっての仕入れ値や原価のことを

下代という言葉で表すことが多いです。

 

そのため、メーカーからの仕入れと

問屋からの仕入れでは同じ商品だとしても

下代が異なる場合があります。

 

 

1-5.卸価格(おろしかかく)

 

卸価格 = 仕入れ値・原価

 

卸価格は卸業者からの下代と同じ意味です。

 

 

1-6.歩引き(ぶびき)

 

歩引き = 一定条件下の割引

 

商品を一定以上数仕入れる、一定の価格以上仕入れをする

などの条件付きで割引をすることを歩引きといいます。

 

別の言い方だと割戻しという言葉もあります。

 

 

1-7.掛率(かけりつ)

 

掛率 = 定価に対する仕入れ値の割合

 

商品の定価に対して仕入れ値・原価の価格が

どれくらいの額を占めるかを掛率を使って表します。

 

使い方としては、掛率は〇掛けという言い方をします。

 

例えば、 定価1000円の8掛けであれば、

800円というように表します。

 

 

2.取引で用いる仕入れ専門用語

 

 

 

2-1.発注書

 

発注書 = 注文書

 

 

言葉の通り、発注をするときに

仕入れ先に送るものです。

 

発注書はオリジナルのフォーマットを

用意している業者が多いです。

 

また、インターネットが普及している現在でも、

FAXで受注をしている企業が多くあります。

 

発注書を業者に送るためには、

今でもFAX環境を持つことが必須です。

 

 

2-2.本伝(ほんでん)

 

本伝 = 正式な入庫伝票

 

商品を何個仕入れたかという内容を

正式に証明する伝票のことです。

 

商品と一緒に同封されて届けられることが多いです。

 

 

2-3.仮伝(かりでん)

 

仮伝 = 一時的な伝票

 

本伝と異なり、

一時的に仮で発行される伝票のことを言います。

 

仮のものであるため、正式な取引の効力はありません。

 

あくまで備忘録的な扱いです。

 

送った商品の数の確認や、

商品を一旦移動する際に発行をします。

 

 

2-4.赤伝(あかでん)

 

赤伝 = 返品伝票

 

赤伝は、商品を業者へ返す時に使われるものです。

 

別の呼称だと返品伝票・マイナス伝票とも言います。

 

不良品や破損、過剰在庫などの理由で

商品を返品する際にに使います。

 

 

しかし送料が重ねてかかってしまうため、

余計な経費を減らすために商品は破棄して

業者が伝票だけ送ることを求めてくる場合もあります。

 

 

2-5.検収(けんしゅう)

 

検収 = 入出庫処理

 

検収はこの商品の在庫を何個増やした、減らした、

という確認作業をすることを言います。

 

具体的には、伝票と入荷・出庫した商品・個数が

間違いがないかを確認していきます。

 

これを間違えてしまうと棚卸などで

数が合わなくなってしまうため、

注意して行わなければいけません。

 

 

2-6.発注単位 

 

発注単位 = 購入できる倍数

 

 

発注単位の倍数が商品の注文が可能になる数です。

 

発注単位が8の商品なら、8⇒16⇒24…というように

注文をします。

 

ここでの発注単位は1ケースあたりの個数、

梱包しやすい数量が業者ごと、

商品ごとに設定されています。

 

 

2-7.ロット

 

ロット = まとめ数

 

先ほど説明をした発注単位と同様の使い方をします。

 

最小8ロットであれば、最小8個から、8個単位での

購入が可能ということです。

 

小ロットというように使うと、少数でのという意味です。

 

 

2-8.ミニマム

 

ミニマム = 最小数量

 

ミニマムは最小、最低数量という意味です。

 

ミニマム8個であれば、

最低8個以上で注文が可能になります。

 

 

2-9.アソート

 

アソート = 組み合わせ

 

アソートはカラーがある商品などで頻繁に使用されます。

 

複数色ある商品がランダムで納品される場合や、

同商品系を抱き合わせで販売する際に使用されます。

 

 

2-10.注残(ちゅうざん)

 

注残 = 未入荷商品

 

 

注残は、商品を発注したけれどもまだ届いていない

商品のことを指します。

 

残注もしくは受注残とも呼びます。

 

欠品などが原因で注文した商品の

一部が届いてない時や、納期が遅れている

発注済みの商品のことを意味します。

 

 

2-11.バックオーダー

 

バックオーダー = 通常より遅く納品される商品

 

基本的な意味は先ほどの注残と同じです。

 

しかし海外取引の場合、

入荷次第発送の意味で用いられることがあります。

 

 

2-12.客注(きゃくちゅう)

 

客注 = 客からの注文

 

 

客注は、顧客から注文を受けていることを意味します。

 

例えば、在庫がない商品を発注する場合に

客注と伝えることで優先的に商品を

斡旋してくれることがあります。

 

 

2-13.バルク

 

バルク = 大量・一括

 

バルクは大量・一括という意味を持つ言葉で、

家電やPC系の商材で頻繁に使用します。

 

例えば、過剰在庫などを一括購入して

販売する際にこの在庫をバルク(大量入荷)品

として入荷・販売するというように用いられます。

 

 

商談の際に使用する仕入れ専門用語

 

3-1.口座

 

口座 = 取引先登録

 

 

ここでいう口座は、

一般的な銀行口座のことではなく、

取引のデータ登録のことを意味します。

 

口座を開設するということは取引が

可能になるということです。

 

銀行口座のことを指す場合は銀行口座と表現します。

 

口座とだけ業者に言われたら、取引の登録のことだと

覚えておいてください。

 

 

3-2.キャッシュ

 

キャッシュ = 現金

 

キャッシュとは現金のことです。

 

この商品はキャッシュでお願いします、ということは

現金払いを求められているということです。

 

 

3-3.掛け(支払い)

 

掛け(支払い) = 後払い

 

掛率の掛けとは異なり、

今回の掛けは支払いの時に使われます。

 

使い方としては、掛けで買うというように用います。

 

先に商品を入手して、

あとから支払いをするときに使う用語です。

 

いわゆるツケ払いのことを意味します。

 

 

3-4.デポジット

 

デポジット = 保証金

 

デポジットは、取引を始める際に
事前に預け入れする保証金のことです。

 

取引先次第で必要になることがあります。

 

 

3-5.バッティング

 

バッティング = ライバル先行

 

バッティングは、同商圏で他の業者が

商材を扱っていることを意味します。

 

簡単に言えば、自分がビジネスをしようとした分野で

ライバルが先に事業拡大をしているといったケースです。

 

バッティングが原因で取引ができなくなることもあります。

 

 

3-6.買取

 

買取 = 自社在庫になる仕入れ

 

買取は商品を購入し、

自社の在庫にすることを意味します。

 

次に説明をする委託のような返品前提ではなく、

特別な理由がない限り在庫として商品は残ります。

 

せどりでは1番オーソドックスな仕入れ方法です。

 

 

3-7.委託

 

委託 = 返品可能な在庫仕入れ

 

委託は期間限定で商品を一旦在庫化するけれども

売れ残った場合に返品する前提で

商品を仕入れるやり方です。

 

一時的に商品の所有権を店舗が持つことになるため、

本伝で検収をして、

売れ残った分を赤伝で返品を行います。

 

 

3-8.消化

 

消化 = 陳列場所提供

 

商品の所有権は取引先に残したまま、

商品を店頭で販売し、売れた分だけ

本伝を発行して売り上げにするやり方です。

 

売れた場合にのみ伝票上の仕入れが発生するため、

売上仕入とも表現します。

 

数の確認をするために、

仮伝票で入荷することもあります。

 

 

3-9.ドロップシッピング

 

ドロップシッピング = ネット上の消化

 

先ほどの消化をインターネット上でする方法です。

 

 

ネットショップで商品を販売して、

売れたら仕入れ、発送までを行います。

 

別名で受注発注とも表現します。

 

 

4.商品状態を表す仕入れ専門用語

 

 

 

4-1.現行品

 

現行品 = 供給中商品

 

今現在もメーカーから供給がされている

商品のことを示す用語です。

 

この用語に対し、

メーカーが供給終了した商品を廃盤品と言います。

 

 

4-2.B品

 

B品 = ワケあり商品

 

 

パッケージの劣化や期限短商品、

食品の異形商品などの

通常商品と比べて品質が劣る

訳あり商品のことを意味します。

 

 

4-3.キャリー品

 

キャリー品 = 型落ち品

 

キャリー品は、前年の売れ残りや旧商品など

型落ちした商品のことを指します。

 

 

5.業者を指す仕入れ専門用語

 

5-1.サプライヤー

 

サプライヤー = 商品供給業者

 

サプライヤーは自社が商品を

仕入れる仕入れ先のことを指します。

 

問屋から仕入れるとしたら問屋がサプライヤーに、

メーカー直で仕入れるとしたら

メーカーがサプライヤーとなります。

 

 

5-2.バイヤー

 

バイヤー = 買う側・仕入れ担当

 

基本的に業者から商品を買う側を意味する用語です。

 

それ以外には商品を仕入れる小売店のこと、

商品を仕入れる担当者のことを意味する場合があります。

 

 

5-3.BtoB

 

BtoB = 企業と企業の取引

 

Bは企業という意味で使用します。

 

企業to企業ということなので、

企業間取引を意味しています。

 

 

5-4.BtoC

 

BtoC = 企業と個人の取引

 

Bは先ほども行ったように企業、

Cは個人をを示しています。

 

BtoCは、企業と個人との取引のことを意味します。

 

例えば、Amazonや楽天、

Yahooショッピングなどが当てはまる

ビジネスモデルです。

 

 

5-5.CtoC

 

CtoC = 個人と個人の取引

 

Cは個人を指し、CtoCは個人間取引のことを意味します。

 

ヤフオクやメルカリなどの個人対個人の

ビジネスモデルのことです。

 

 

5-6.古物市場(こぶついちば)

 

古物市場 = 中古品売買の市場

 

古物商をメインターゲットとした

中古品の市場のことを指します。

 

オークションや即売会などがあります。

 

 

5-7.見本市・展示会

 

見本市・展示会 = 商品紹介&販売イベント

 

メーカーや卸業者が商品の紹介や

販売をするイベントです。

 

逆に買い手側が事前にニーズを業者に伝え、

ブースを出してもらう逆見本市も

数は少ないですが存在します。

 

 

まとめ

 

 

 

仕入れで必要となる専門用語を説明してきましたが

いかがだったでしょうか。

 

専門用語は円滑にビジネスをする上で

欠かすことができません。

 

ビジネスの場面で専門用語を使わずに話していたら

この人あまり業界知らないなと思われてしまいます。

 

業界を知らないなら少し高値で交渉しても大丈夫かと

業者が強気に出てきて損をしてしまう可能性もあります。

 

そんな損をしないためにも、

最低限の知識を身につけてビジネスに

生かしていきましょう。

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